『わが心にかくも愛しき』とはどんなストーリーの映画なのか [ディズニー映画]

来年ひつじ年の干支キャラクターに選ばれて一躍注目を集めたこひつじのダニー、彼は1948年に制作されたディズニーの実写とアニメーションからなる映画『わが心にかくも愛しき』(原題:So Dear to My Heart)に登場するキャラクターです

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日本未公開のため知名度も低いこの作品、ご存知ない方の為にストーリーを紹介してみようかと

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農場を一人で切盛りするおばあさんと暮らしているジェレマイアの夢は競走馬を育てること

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ある日農場で石炭の塊のような真っ黒な子羊が生まれる、母羊に疎まれる子羊をみたジェレマイアは、黒羊は手に負えなくなるだけだというおばあさんの反対を押し切り、自分で子羊を育てる事にする、子羊に特別な物を感じたジェレマイアは彼をダニーと名付ける

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成長した子羊はやんちゃの限りでおばあさんの手を煩わせる、ジェレマイアもダニーに夢中で家の仕事がおろそかに、挙げ句の果ては内緒で商店にダニーを連れて行き店はめちゃめちゃに

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鍛冶屋のハイラムにいかにダニーが特別で競走馬ならチャンピオンになれるのにと話していると、ハイラムはカウンティフェアーのブルーリボン賞で賞金が貰える事をジェレマイアに教える

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汽車の汽笛に驚いて暴走したダニーが鶏小屋を壊し、洗濯物をめちゃくちゃにし、修理したばかりの網戸を再び壊すに至って、ついにおばあさんはダニーを手放す事にするが、納屋で寄り添って眠るダニーとジェレマイアの姿を見て、ダニーにもう一度チャンスを与えることにする

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ジェレマイアはハイラムの助けを借りてカウンティフェアーに行く話をおばあさんに持ちかけるが、そんなお金は無いとにべもない、諦めかけたジェレマイアの前に(アニメの)ふくろう博士が現れて、過去の偉人達の話を聞かせて諦めてはいけないと諭す

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ジェレマイアは集めたササフラスを商店に売ってお金を貯めようとするが小銭にしかならない、店主からハチミツならもっと稼げることを教わり、ハチの姿を追って危険な沼地に足を踏み入れ、苦労の末に大きなハチの巣を見つける

ハチミツを売った金を手にして意気揚々と家に戻ってきたジェレマイアは、友達のティルディが誤ってダニーを逃がしてしまった事を知りダニーを探し走り去る、夜になり激しい雷雨になってもジェレマイアは戻ってこない、おばあさんは雷雨の中でようやくジェレマイアを見つける

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ベッドに横たわるジェレマイアは神様にも悪態をつく始末、おばあさんは今のジェレマイアにとって、ダニーそのものよりブルーリボン賞や賞金の方が大事になってしまっている、何が正しいことか分かっているはずだと彼を諭す

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翌朝、森の中をダニーを捜し回るジェレマイアはようやくダニーを見つけて戻って来る、ティルディから、ジェレマイアがカウンティフェアーに行かないといっていると聞いたおばあさんが彼に話を聞くと、昨夜、もしダニーを見つけさせてくれたらダニーをカウンティフェアーには連れて行かないと神様と約束したのだという

おばあさんはジェレマイアに自分も神様と約束したのだと伝えた、もしダニーを見つけさせてくれたら皆でカウンティフェアーに行くと、神様とのつきあいが長い自分の約束の方を守っても神様は気にしないだろうと

カウンティフェアーの品評会羊部門に出場したジェレマイアとダニー、血統種の羊達の中でブルーリボン賞に選ばれるはずもなく、意気消沈していると審査員の1人に呼び止められ、血統種でもない羊を立派に育て上げたということで特別賞が与えられる

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ダニーを連れて町へ凱旋したジェレマイア、町の皆が駆けつけて、商店でお祝いのパーティーが開かれることになった、もちろんダニーも一緒にだ

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