「ジョン・ラセターが語るクール・ジャパン」に行ってきたよ

そんな訳で、今日は、第27回東京国際映画祭のスペシャルイベント「ジョン・ラセターが語るクール・ジャパン」へ行ってきました



内容的には「ジョン・ラセターが語るクール・ジブリ」、いや「ジョン・ラセターが語るハヤオ・ミヤザキ」といった所でしょうか（笑）

ラセターが初めて観た宮崎アニメは『ルパン三世 カリオストロの城』、冒頭のフィアットのカーチェイスシーンを観て、子供だけを対象としたのではないあらゆる世代を対象としたアニメーションという自身と同じ想いを表現している映像に魅了されたそうです

このカーチェイスシーンは実際に会場で流され、映像が終わるとラセターが「どうだい最高だろ」と机をバンバン叩いていました

ちなみに、『カーズ』シリーズに登場するルイジは『カリオストロの城』のフィアットに対するオマージュだそうです

その他の宮崎アニメの印象的なシーンとして『となりのトトロ』の雨のバス停でサツキとメイがトトロとネコバスに出会うシーンも会場で上映されました

とにかくラセターの「宮崎駿愛」全開の講演で、観客は、ラセターと宮崎駿とのプライベートツーショット写真やら、サイン入り『となりのトトロ』のポスターの写真などを「ほら、凄いだろ、オレ宮崎駿と友達なんだぜ、いいだろ」的に見せつけられることに･･･

ラセターのオフィスには、ジブリ美術館で2年毎にリニューアルする為に使われなくなったネコバスの頭と腕の部分をハンティング・トロフィーに改造した物が飾られており、その写真も自慢げに見せてくれました

ラセターから日本へのラブレターとして作ったという『カーズ』の日本シークエンスと『ベイマックス』の初飛行シーンが上映されて講演は終了でした

舞台向かって右側ブロックの最前列に他のDオタの方々と座っていたのですが、最後の写真撮影の時（撮影出来たのはプレス関係者のみ）に皆で手を振ったら、手を振り返してくれたので嬉しかったです